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優は入学3週間、翠は入園1ヶ月&セブンパーク2016.04.28 Thursday
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「ヨッシーてんちょの部屋 ダウン症優の成長日記」をご覧の皆様、いつもご訪問ありがとうございます☆
ヨッシーてんちょです(^-^)/
気付けばGW直前。
最近は休日がないのに加え、平日の仕事もハードだったので、時間の経過があっという間です。
優も小学校入学から3週間。
学校にもだいぶ慣れ、「おう(ゆう)ちゃん、学校楽しい!お勉強も楽しい!」と言っています。
楽しいのは何よりですね
しかし学校から帰って来る頃には既にバテていて、早いときは夜6時には寝てしまうそうです。
ちょっと前まで保育園ではお昼寝をしていましたが、今はそれもないので疲れちゃうのかな・・。あと緊張もあるのかな。。
まあでもその分色々な事を吸収しているんでしょうね。
GWはゆっくり休んでもらい、プラス普段できないことを一緒にできたらいいなーと思っています。。
「普段できないってこういうこと?」
それは普段できるね
翠は入園して約1ヶ月。
こちらもだいぶ園に慣れたようで、ハイハイで動きまくってオモチャなどで遊んでいるようです。
食いしん坊主具合も健在で、給食もバクバク食べているのだとか・・。先生に「もっとくれー!」とフンフン怒る時もあるとか。。
こやつの性格、自分に似たな。。
妻は先日から仕事復帰したのですが、GWもぎっしり仕事が入っているので(とはいっても1日5時間ですが)、GWは僕・優・翠・もぐたで過ごすことが多そうです。
妻はいませんが、みんなで公園とか行きたいな。。
でも、優を監視しつつ、もぐたのリードを握りながら、翠をベビーカーで押す(オムツ替え付き)・・・ってできるんだろうか。。
まあそれはそれで良い経験なので晴れた日に実践してみたいと思います
たまにそういうお母さん見かけますが、すごいなーと思います。犬プラスもう1匹とかね(笑)
そういえば先日家の近く(車で3分)のところに「セブンパーク アリオ柏」というショッピングモールができたのですが、お店終わりに2時間程行ってきたのですが、なかなか楽しめるショッピングモールでした。
これから通う機会が増えそうです。(こちらは今度別の記事で紹介してみたいと思います)
で、このセブンパークができてから家の前である変化が起きています。
それは「交通量の増加」。
うちの家の前は地域のメインストリートなのですが、この通りがセブンパークへの直通道路となっているため、土日の夕方は渋滞が発生するようになりました。
交通量が増えると事故などの心配もありますが、うちの店にとっては存在を"認知"してもらう機会が増えたことにもなります。
ということで、さらなる認知を促すために、カフェガパオオリジナルデザインの"のぼり"を作ってみようと思っています。
構想案↓
今後の独立に向けて、少し良い風が吹きつつあるといいなー。。
おまけ
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パラソルの土台(20kg)を持ち上げた瞬間・・・2016.04.19 Tuesday
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ヨッシーてんちょです(^-^)/
4/16(土)の夕方、4/17(日)はお店をお休みにしていたので「久々にゆっくりできるなー」とルンルン気分で店の後片付けをしていました。ちなみにこの日は気候が良かったこともあり激混みでした。
テラス席のパラソルの土台(20kg)を片付けようと思い、持ち上げた瞬間・・・
「ピキーーーーンッ!!!」
ネプチューンマンのサンダー・サーベルを突き刺されたごとく、腰のあたりに電流が走りました!
その瞬間、ヘナヘナヘナ・・・と腰に力が入らなくなり、座り込んでしまいました。
「!? なんじゃーこりゃー!?」
松田優作ばりに倒れこみはしなかったですが、しばらくうずくまりました・・・
「は! ま、まさか、これは・・・ギックリ腰なのでは・・!?」
そう思い、後で調べてみたら、はい、急性腰痛症、通称「ギックリ腰」でした・・・(^_^;)ヤッテモウタ
人生初のギックリ腰です・・。
なった直後、少し休憩をし、腰に負担をかけない角度で身体を起こし、とりあえずベッドへ・・。
この日はそのまま寝込みました・・。
その横ではのんきにひらがなカードで遊ぶ姉妹が。
歳も歳なので、いつもは20kgの土台を片付ける時は気を付けていて、なるべく腕で持ち上げるようにしていました。
しかしこの日は店が混んだこともあり、疲れがあったせいか、腕と腰2:8くらいの割合で持ち上げてしまいました・・。
そしたらピキンッです・・
ギックリ腰は、
・重い物を持つ
・筋肉疲労
・身体を急にひねる
・姿勢が悪い
・体重が重い
などの様々な条件が引き起こすようなのですが、自分の場合は上記3個は当てはまりますね。
これに加え、今までの無謀な過労、ストレッチ運動の皆無、筋力トレーニングの皆無、年齢による筋力低下などもあったのだと思います。。
この日、店の料理を作っている時に、ふと下半身が重く感じたんですよね・・。あれがサインだったか・・・。
幸いなことに、次の日はお店はお休みで、天候も荒れていたので出かけることもなく、日曜日は家で安静にしていました。
久々に12時間くらい寝れたのですが、寝たらそこそこ症状は良くなり、月曜日には若干痛みはあるものの会社にも行けました
なのでギックリ腰自体は、わりと軽めのものだったのかもしれませんね。
でもこれを教訓に、
・過労にならないようにする
・ストレッチ運動を習慣化
・プチ筋トレを習慣化
はしないといけないなーと思いました
お休みの日曜日、ギックリ腰になっていなかったら、恐らくまた何かしら仕事をしていたと思うので、これは自分の守護霊が
「いい加減休みなさい!休まないならギックリ腰になってもらいます!」
と言って、あえてギックリ腰にしてくれたのかもしれないですね(スタンド名:ヨーツーキング)
5月に入ったら有休でしばらく休むので、仕事もするけど、運動もしつつ、身体をゆっくり休ませたいと思います
「さあ 眠りなさい 疲れきった 体を投げ出して♪」
岩崎宏美て・・
今日は全体的に古いネタを織り交ぜてみました。(わかる人にはわかる)
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三姉妹もぐすいゆう、それぞれの春20162016.04.10 Sunday
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ヨッシーてんちょです(^-^)/
長女の優、遂に小学校入学しました
ピカッピカの〜一年生♪
今回、自分は仕事のため出席できませんでしたが、お天気にも恵まれ良い入学式だったようです
優はランドセルという名の自分専用のカバンがかなり嬉しいようです
優「ねえねえ、見てー!ダンドセル(ランドセル)可愛いでしょー♪」
ちなみにここ最近優は茶目っ気が出てきて、
こっちは既に知ってる事なのに「ねえねえ知ってるぅ〜?」とあえて自慢げに言ったり、
顔をニヤニヤさせながら「なーに? うん、なーに?」と知らないふりをしたり、
「あのねぇ・・・」タメを置いてから「おうちゃん(未だにユウと言えてない)、○○したんだー。ニヤニヤ」と、そのタメは何よ!とツッコミたくなったり、
遠くにいる翠に向かって「ふい(翠)ちゃーん、こっちおいでー!」と命令してみたり・・・
と色々と表現方法に幅が広がったように思います。
僕ら夫婦や婆ちゃんたちの影響もあるとは思いますが、きっと保育園のお友達やアニメなどでどんどん学習しているのでしょうね。
これから小学校で様々な友達、先輩、先生たちと触れ合うことで、この幅はどんどん広がっていきそうですね
考えてみたら、自分も視野が圧倒的に広がったのは小学校に入ってからかな・・。
とにかく優には楽しい学生生活を送ってもらいたいものです
優「ツーン!」←優のキメポーズ
次女の翠は4/1から保育園に通いだしました
初日は2時間、2日目から3時間、4日目からは給食も食べさせてもらっています。
案の定まだ慣れていなくて、ギャン泣きの時が多いようです
翠は泣くとやたらエビ反りで仰け反るので、多分先生大変だろうなぁ・・。(先生ありがとうございます)
翠本人は辛い思いをしていますが、1歳1ヶ月でこの環境に慣れれば、それはそれで強い子になりそうな気もしています。
給食のガッツキ方はすごいようで、先生からも「翠ちゃんご飯が好きなんですねー(^_^;)」と言われていたそうな・・。
うちでは「食いしん坊主ちゃん」とも呼ばれています
翠はまだ口に食べ物が入っているのに「次のくれやー!」と怒るので、食に対してはものすごく貪欲ですね。
なんか強い娘になりそうな予感・・・
直接・・・
手で食う!
食いしん 坊主ちゃん、ここに爆誕!
隠れ長女のもぐたは、先日いきなり「あわぁぅぅぁぁあああーーーーー」と叫びながら白い泡を吐きはじめ、苦しみ始めました。
「え!?もぐたどうしたの!? え!?死ぬ!?」と一瞬思いましたが、どうやら拾い食いしたおつまみスルメを食べて上手く消化できなくて苦しんでいたようです。スルメて・・・
歳のせいもあって消化機能がだいぶ落ちているようですね・・。
なんでスルメを食べたのがわかったかというと、自分がビールのつまみで食べていたスルメを誤ってテーブル下に落とした時に、もぐたが「ササッ」と寄ってきたのを見たからです。
特に気にしていなかったのですが(過去にもそういうことはあったので)、今回は違いました。。
ハイエナ犬の習性が裏目に出てしまいましたね
今後は硬いものを落とさないように食べないと・・・。
ちなみにもぐたは人間年齢でいうと75歳くらい。。
優と翠の二人でもぐたの散歩をさせるのがちょっとした目標なので、まだまだもぐたには長生きしてもらわないと・・。
もぐた心の声「・・・わたし、現在家族の中で最下位扱いなんです。。
優ちゃんが生まれる前までは『もぐちゃん♪ もぐちゃん♪』と持てはやされたのに、その後『あぁ、もぐたそこにいたの?』と存在を忘れられる時が増え、今は"イヌ"と呼ばれています。
わたしはこの先どう生きていけばいいのでしょうか・・?
桜の季節・・・。
・・・そうだ、京都行こう。」←最下位からの現実逃避中
優は小学校、翠は保育園、もぐたは老後生活、それぞれの春が始まりました
優「お勉強がんばります!」
翠「まんま食べたい。」
もぐた「写真に写りたい。」
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ダウン症児の親御さんに読んでもらいたい9の返答と考え方2016.04.01 Friday
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「ヨッシーてんちょの部屋 ダウン症優の成長日記」をご覧の皆様、いつもご訪問ありがとうございます。
先日、このブログを読んでいる方から、電話で連絡をもらいました。
2ヶ月のダウン症の子がいるお母さんからでした。
「うちには2ヶ月のダウン症の子がいるのですが、この子はちゃんと育っていくのでしょうか?」
お母さんはそう言われ、受話器の向こうで若干涙ぐんでいるようでした。
僕はお母さんに「自分の経験則でしかお話できませんが、それでよければお話します」と伝えました。
お店の準備中ということもあり、その時はあまり込み入った話はできませんでした。(何個かの質問に答えた程度)
「もっと色々伝えたかったなぁ・・・。」
後からそう思ったこともあり、今回、そのお母さんにお伝えした内容を含め、同様にダウン症のお子さんがいて悩んでいる方に役立つような記事を書いてみようと思います。
どうぞ宜しくお願いします。
■目次
- 生まれた時不安ではなかったですか?
- どうやってその不安を乗り越えましたか?
- 自分は不安で仕方ありません。どうすればいいのでしょうか?
- 元気に育ちますか?
- いつしゃべったり、歩けるようになりますか?
- 療育は行った方がいいのですか?
- これはしておいた方がいいかもということ
- 気をつけた方がいいかもということ
- ダウン症は障碍ではなく体質と考える
- おしまいに
生まれた時不安ではなかったですか?
そのお母さんからまず初めに「生まれた時不安ではなかったですか?」と聞かれました。
僕は、こう答えました。
「生まれる前、生まれた後も、不安はありました。」
「娘がダウン症と診断されるまで」という一連の記事でも書きましたが、
生まれる前は
「うちの初めての子がダウン症だったらどうしようか・・・」
と悩み、
生まれた直後は
「この子はダウン症なのだろうか・・・」
と悩み、
ダウン症と診断された後は
「この子はちゃんと育っていくのだろうか・・・」
と悩んでいました。
でも僕ら夫婦は比較的早い段階(生後1ヶ月)で、「前を向こう」と受け入れることができ、その後は特に大きな不安を感じることなく、育てていくことができました。
これは理解ある周りの家族のお陰だと思っています
どうやってその不安を乗り越えましたか?
前述の通り、家族のお陰もあって比較的早い段階で受け入れることができました。
が、それでもその後、若干の不安はありました。
「この子はしゃべれるようになるんだろうか・・?」
「歩いたり走ったりできるようになるのだろうか・・?」
「小学校には入れるのだろうか・・?」
などなど。
生後1ヶ月目の受け入れで、約8割の不安は消えましたが、残りの2割はなんだかんだ半年くらいはあったように記憶しています。
でもそのうち、優が笑顔を見せ、アブアブなど言うようになり、徐々に成長している姿を感じてからは不安は消え、ただ単純に「可愛いなぁ〜」と思うようになりました
「どうやってその不安を乗り越えたか?」の答えになるかはわかりませんが、意識していたこととしては、自分の中のマインドを
「大丈夫!愛情をいっぱい注いで育てていけば、この子は絶対に良い子に育ってくれる!」
と思うようしていました。
そしてそれがごく自然にできるようになろうと思っていました。
また、子育てを真面目にしながらも、どこか楽観的な部分も持とうとも思っていました。
多分真面目すぎると色々悩んじゃうので。。
まあでも、自分のマインドをこういうところへ持っていけたのは、やはり周りの家族あってこそだったようにも思います。
自分は不安で仕方ありません。どうすればいいのでしょうか?
生まれた直後、不安に思っている親御さんは沢山いると思います。
「大丈夫!愛情をいっぱい注いで育てていけば、この子は絶対に良い子に育ってくれる!」
子育てしていくうちに、親御さんはみんな最終的にはこういう気持ちになっていくと思うのですが、そう思えるようになるまでには、それぞれでタイミングが違うと思います。
自分のように初期で思える人もいれば、1年以上悩まれる方もいます。
また周りに理解してくれる家族や親戚がいない親御さんもいます。
では、そういう場合はどうすればいいか?
僕がオススメするのは
「同じダウン症の親御さんたちと会って話す」
ということ。
まずはそれが大事かなと思います
「そっかー、悩んでいたのは自分たちだけじゃないんだ・・・。」
そう理解するだけで、心の持ち方が全然変わってくると思います。
本やブログなどの経験談を読むのもいいのですが、できれば実際にダウン症の親御さんたちと会って話して、ダウン症の理解を深めることをオススメします。
ちなみにうちの店(カフェガパオ)には、僕と話をしたいといって来てくれる方や、優に会いたくて来てくれる方が沢山います。
きっと皆さん上記に書いたことを無意識にやられているのでしょうね。
ダウン症の親御さんと実際に話すことで見えてくる部分は色々あると思いますので、悩んでいたらまずは各市町村で運営しているコミュニティや保健所施設に相談されるのがいいかと思います。
元気に育ちますか?
前述の悩まれていたお母さんはからは「元気に育ちますか?」とも聞かれました。
これは要訳するに「ダウン症の子でも運動できたり、勉強できたり、他人を想う子に育ちますか?」という意味合いだったのだと思います。
もちろんダウン症であっても、個人差はありますが、運動できたり、勉強できたり、相手の事を想う子に育ちます。
特にダウン症の子たちは明るく優しい子が多いのが僕の印象です
でもこれって、ダウン症がどうとかはあまり関係ないんだと思います。
健常者の子だって(健常者という定義はあいまいだと思っていますがあえてここでは健常者という言葉にさせてもらいます)、運動ができない子、友達思いじゃない子、色々います。
ダウン症ではなくても持病で苦労している子だっています。
逆にダウン症の子でも大人しかったり、友達にイジワルしちゃう子、色々いると思います。
合併症を持って生まれてくる子も多くいます。
結局のところ、「ダウン症」や「健常者」などとカテゴライズすることは何も意味がないんだと思います。
だってそれらは個人の個性でしかなく、大きな視野で見たらみんなこの地球に暮らす同じ人間ですからね
元気に育つかどうかは、ダウン症、健常者に関係なくその子次第なんだと思います。
いつしゃべったり、歩けるようになりますか?
これに関しては完全に個人差がありますね。
2歳前にしゃべったり歩ける子もいる一方、それよりも遅い子だって沢山います。僕の感想ではダウン症の子は後述の方が多いように思います。
優の場合、なんとなく言葉っぽいものを発し始めたのは2歳前後だったと思います。歩けるようになったのは3歳半。
3歳半までは一緒にお散歩ができなくてモヤモヤしていましたが(笑)、歩きのコツを覚えてから走り始めるまでは早かったですね。こういうところも個人差があるのだと思います。
これらの成長度合いに関しては、悩まれている親御さんがとても多いように思います。
でもこれは完全に 個人差 と思ってください。
誰かと比較しても何も意味がありません。。
その子はその子のペースで成長しているだけなんです。
もし親御さんが焦りやストレスを感じている場合、そういう気持ちって多分子供に伝わると思うので、できれば大らかな気持ちで「マイペース♪マイペース♪」と応援するのがいいと思いますよ
療育施設は行った方がいいのですか?
はい、行った方がいいです。
できれば早ければ早い方がいいと思います
子育て方法を教えてもらえるだけでなく、他のダウン症の親御さんと実際に話す機会も増えますので、色々と学べることが多いかと思います。
また、ダウン症に限らず様々な障碍を持つ子供たちにも出会えますので、きっと人生の視野が広がると思います。
餅は餅屋ではないですが、やはり専門知識、経験のある方々に子育てのアドバイスをもらうのは、その子の人生の幅が広がることになるように思います。
これはしておいた方がいいかもということ
まずは何よりも
"愛情をいっぱい注いで育てること"
ですね。
これに尽きます。
これは別にダウン症の子供に限らず、子育てであれば基本の事だと思います。
子供が小さい頃は、親の愛情に対してのリアクションはあまりないと思います。
でもある日、「ママ大好きー!パパ大好きー!」と言葉には出さなくてもそういうリアクションを示してくれる時が必ず来ます。
これってきっと赤ちゃんの時から「○○ちゃん大好きだよ!愛しているよ!」とずっと想っていたからこそ、出てくるリアクションなのだと思います
リアクションしていなくても気持ちは伝わっているってことですね。
よく生まれる前にお腹の中でも気持ちは伝わるっていいますしね。。
また、子供は「私はパパとママから愛されている」と認識することで心にゆとりができ、何かに挑戦したり、諦めないで頑張ろうという気持ちが芽生えてくると思います。
親はついつい子供のために色々やってあげてしまいがちですが、僕はこの根底にある"愛情を注ぐ"ということができていれば、ある意味親としてはその役目を果たしている気もしています。
ちょっと話は逸れますが・・・
以前、
「私、どうしてもこの子に愛情が沸かないんです・・。」
と悩まれているダウン症の子のお母さんから相談を受けたことがあります。(今回のお母さんとは違うお母さん)
このお母さんは我が子が生まれた直後にダウン症と診断され、現実を直視できず若干鬱状態になっている様子でした。(もしかしたら産後鬱の可能性もあります)
僕はその時言いました。
「お母さん、愛情が沸かなくても仕方ないんです。
だって、それだけのショッキングな出来事が起こったのですから・・・。
今は愛情が沸かないかもしれない・・・。
でもね、その子が徐々に成長していくにしたがって、愛情ってだんだんと芽生えていくものなんです。
僕だって最初から優のことが大好きだったわけではないんです。
生まれた当初、『こんなことなら生まれてこなければよかったのに』とすら思った程です。(これは人生最大の後悔ですが)
親もね、急には親にはなれないんです。
子供の成長と同じで親も徐々に親になっていくんです。
愛情もそれと同じで、徐々に育まれるものなのだと思いますよ。
だから今は焦らずゆっくり見守ることにしましょうね。
悲しんだ分、後からその子がくれる愛情が、とっても大きなものになりますので・・。
今はどうかそれを信じて子育てをしていって下さい。」
上記の内容を伝えると、そのお母さんは「わかりました。頑張ります。」と言ってくれました。
僕も含め、最初から完璧な親なんていないんですよね。。
例え生まれた直後に愛情が芽生えていなくても、それは時間と共に芽生え、そして育まれていくものですよね。
子育てをされている親御さんは多分皆さん理解して頂けるのではないかと思います
話が逸れましたが、
とにかく 愛情を注ぐ という事は、何よりも大事な事ではないかと自分は思っています。
それ以外だと、前述の通り早い段階からの療育や、子供が興味を持ったことには親は極力否定せずにやらせてみる なども大事な気がします。
子供の可能性は無限大です。
見守りながら「やらせてみる」ということは色々な可能性を引き出すきっかけになるかもしれません。(書道家の金沢翔子さんとかもそういう事があったのだと思います)
気をつけた方がいいかもということ
例えば、子どもの気持ちを勝手に解釈したり、批評したり、イライラをぶつけたり、目の前で夫婦喧嘩をしたり・・・といった、一般的な子育てNG行動はもちろん気をつけた方がいいですが、ダウン症の子ならではの気をつけたいことがあります。
それは
「この子はダウン症だから仕方ないよね・・・。」
という気持ちになってしまうこと。
これは僕自身にも言い聞かせたいところでもあるのですが、
心のどこかに「仕方ないか・・・」と親が思ってしまうと、その子がそれ以上成長することは困難になるのではないか?
親が諦めると、子供は「あ、もういいんだ」と思い、それ以上のことを自ら止めてしまう可能性があるのではないか?(やり続ければできるかもしれないのに)
自分はそう考えています。
たしかに仕方ないと思う気持ちもわかるし、自分もたまにそうなりそうな時もあります・・。
でもここを乗り越えられるかどうかで、その子の成長度って変わってくるのではないでしょうか?
もちろん本人次第の部分もあるとは思いますが、でもせめて親だけは諦めの精神ではなく、根気よく信じて支えてあげられる方が良いような気がします。
偉そうなことを書いていますが、自分もまだまだ経験不足で修行の身ですスミマセン
でも優が自ら「これやりたい!」と新しいことにチャレンジする時は、極力やらせるようにしています。
ダウン症に限らず、子供の吸収力は無限大なので、様々な経験をさせれたらいいですよね
※自分の場合、先日書いた記事の 「人は何のために生きているのか」を哲学してみる に出てくる、「魂に刻むため」という考え方がこういうところにも現れているのかもしれません
なんか悟ってる感満載ですが・・・(笑)、僕が思う「気をつけた方がいいかもということ」というのは、
主に「親の心の持ち方」だと思っています。
親が前向きな心だと、子供の心も前向きになるような気がしますよ♪
ダウン症は障碍ではなく体質と考える
医学的な定義でいうと、ダウン症は「障碍(障害)」と定義されていると思いますが、でも実際は「何をもって定義とするか」で色々と解釈は変わってくると思います。
自分はダウン症は障碍ではなく、「体質」と考えています。
太りやすい体質、痩せやすい体質、筋肉が付きやすい体質、アトピーになりやすい体質、風邪をひきやすい体質・・・こういう体質の延長上にあると考えています。
ダウン症であれば、「成長がゆっくりな体質」といったところでしょうか。。
もし「あー、うちの子は障碍者なのか・・。」そう思っている親御さんがいたら、是非「ダウン症は体質」と思ってみてください。
そうすることで少し違った見方ができると思います。
「あぁそうか、うちの子はそういう体質なんだな・・。」と。
※体質は変えようがないので、これは"仕方がない"と思っても大丈夫だと思います。
おしまいに
長文になってしまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございます
ここに書いたことは、全て自分がダウン症の娘、優を子育てしてきて感じた部分です。
この記事が、悩まれているダウン症の親御さんに少しでもお役に立てれば幸いです。
PS:これは自分の哲学なのですが、
ダウン症に限らず何らかの障碍があったとして、健常者の人に比べると「足りない」と思うことがあったとしても、
「足りないと思う分、健常者にはないものを持っている」
と自分は考えています。
誰しも、全てはイーブンである
人の人生って、実はそうなのではないかなーとも思ったりしています
だから障碍があるからといって悲観せず、親としてはその子の良いところを見つけて、伸ばすようにしてあげれるといいなと思っています。
長文最後までありがとうございました
スマホページ下部で不定期更新ギャラリーやってます♪
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