ご訪問ありがとうございます☆ヨッシーてんちょです(^-^)/
前回のvol.7で、
ヨッシーてんちょは、お店のコンセプトをまったく妥協せずそのまま継続させ、
生活を維持するために利益追及型にもならない
「ある方法」を考え付き、今はその準備に日々勤しんでいます。
と書きましたが、今日はそれに関して…。
その「ある方法」とは、
ズバリ、
お店の経営を副業にする
です。
「え、お店を副業!?
…?
じゃあ本業は何?」
そう思った方もいるかもしれませんね。
これは6年間色々経験し、考えついた末に辿り着いた
ヨッシーてんちょなりの一つの答えです。
ではその理由を…
※個人的にそう思っているだけなので、お店をやりたい全ての方に参考になるかどうかはわかりませんので、あしからず。
お店の経営は、所詮水物(ミズモノ)…。
※水物というのは、保障された収入があるわけではなく、あてにならない収入のことです。
個人でお店を経営していれば
いつどのようにして潰れるかはわかりません。
(単に不況であったり、食中毒を出した、集客をあてにしていた企業が近くからいなくなった…などなど理由はそれぞれ。)
現在の不景気と外食離れの日本では、
本当に美味しいと言われているお店でも、長期に渡って継続できるかどうかわからないのが現状です。
カフェの業態なんてなおさらそうかもしれません…。
先日よく行く銀座のフレンチのオーナーからも話を聞きましたが、
リーマンブラザーズ破綻以来、銀座全体の客数がかなり減ったそうです。
「高級フレンチでも、ランチならなんとか食べられるわ。」
と言っていた主婦達も、現在は姿を消してしまったとか…。
「ランチに銀座でフレンチ?この不況の中、そんな贅沢無理よ!」
といったところでしょうか。
客単価の安いマクドナルドが前年比を大きく上回る業績をあげているニュースをみると納得です。
週末のマクドナルドは家族連れで埋まっていますね。
まあいずれにしても、外食産業はこれから厳しくなってくるのは確かです。
厳しいのは業界の環境だけではありません。
実店舗の経営は、
初期投資や固定費、必要経費がかなりかかり、
経済的負担がとても大きいです。
また、昨今の原材料費の高騰や銀行や国民金融公庫からの借り入れの難しさ、業界内の店舗数、業種の飽和状態など、これから飲食のお店を始めるには
不利な条件が多いと言えそうです。
さらに、出店場所のマーケットリサーチした上でも、
その場所が適正かどうかは出店してからじゃないとわからない…
見込み客が実は見込み客ではない…
募集スタッフが集まらない…
などの開店してみてからでないとわからない
多くのリスクがあるといえます。
話が若干逸れましたが、
そんな不利な条件やリスクがあった場合…
本業で仕事をもっていれば、
もしお店の経営が傾いたとしても、生活していく上での損害は最低限に抑えることができるのではないでしょうか?
つまり開業後の
生活維持保険です。
完全に個人のみの自己負担でお店を経営していれば、もし失敗したとしてもやり直しがききますが、奥さんや子供など扶養家族がいれば話は別です。
また、もし法人(株式会社)でお店を経営していれば、株主有限責任の原則があるため、事業に失敗して、法人の財産を失うことになっても個人財産は出資分を失うだけですが、
個人事業主場合、責任は無限責任となるので、事業に失敗したら、個人の預金や家、その他財産を処分して、全て借金の返済に充てなければなりません…。
つまり家族がいた場合、
事業の失敗=家族崩壊
になる危険性もあるわけです。
もちろん、みんな最初から失敗することは考えませんし、誰しもお店をうまく軌道にのせたいと思っています。
しかしそうは思っていても誰もが自分の思うようになれるとは限りません…。
お店の経営が不振の場合、
水物の保障されない収入源で、精神的に追い込められてしまうオーナーさんも少なくはありません…。
※知り合いのオーナーさんはこのことが一番ネックだそうです。
そんな時でも本業があれば、
お店を一時的に閉店し、本業の方である程度生活費を確保し、またお店が再開できるような状態になったら再開する…
といった選択肢ができるかもしれません。
少なくともそういうバックアップができていれば、
オーナーさんの心情的には、
安心してお店経営ができると思います。
お店の収入を当てにせず、好きなお店をやりたいなら
週末だけお店を開店する…なんてのもいいかもしれません。(いわゆる週末起業)
※ただその場合、テナントではなく自分の土地でお店をやった方が家賃などの固定費がかからなくてすむので、自宅の空きスペースを改装してやるのがいいかもしれません。
ヨッシーてんちょは今のところ、ネットで起業してそれをベースにお店の経営もやっていこうと思っています。
例えば、ヨッシーてんちょはアジア料理の店をやりたいと思っているので、アジアン調味料を仕入れて、それをネットで売りながら、お店を経営する。
賞味期限の近いものは自分のお店で使用…なんていうのもいいかもしれません。(これだと食材ロスが減りますね)
※残念ながら自分は今のところこのプランではやろうとは思っていませんが…。
そんな感じで今はこうしてネットショップの店長をやって経験を積んでいます。
インターネットってすごいなぁと思う点が、
「時間や場所を問われない」こと。
これって、例えば今まで週末だけの集客しか見込めなかった観光地やリゾート地での経営も不利なく可能になるっていうことです。
売上げの少ない平日でもインターネットを使えば、その分の売上げをカバーすることができるかもしれません。
また、インターネットは24時間フル稼動しているので、
お店経営の空いた時間が有効活用できる点もいいですね。
お店のやり方や規模で大きく変わってくるのでなんとも言い難いのですが、
個人店の場合、意外に暇な時間が多いんです。
「今日はお客さんが来ないなぁー」
「予約が入っているから仕込が早く終わった」
などなど平日などは結構暇な時間ができたりします。
(逆に忙しくてお店の方でいっぱいいっぱいな時もあるとは思いますが。)
そんな空いた時間にインターネットで随時仕事ができれば
無駄な時間が減ります。
ヨッシーてんちょは、将来的に海沿いにお店を出して、週末はお店経営をメインに仕事、平日はインターネットで仕事、といった感じで経営していきたいなと思っています。
でも、そうはいってもインターネットとお店の両立って難しいんじゃ…?
と思うかもしれません。
正直、たしかに難しいかと思います。
次回はその点をいかに克服するかに関して。
カフェ開業への道vol.9へつづく
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