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娘がダウン症と診断されるまで…その8(特徴)2009.07.27 Monday
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優ちゃんに該当するダウン症の特徴
検査結果が出るまで、長い長い日々が続きました。
こんなに1日1日を長く感じたのは久しぶりのことでした。
会社から帰っては、インターネットの検索キーワードで
「ダウン症 1ヶ月」
「ダウン症 違った」
「ダウン症 顔」
「ダウン症 症状」
「ダウン症 新生児」
「ダウン症 特徴」
「ダウン症 日記」
「ダウン症 乳児期」
「ダウン症かもしれない」
「ダウン症ではなかった」
「ダウン症 可能性」
「ダウン症 検査」
「ダウン症 原因」
など、考え付くワードを打っては、ダウン症の資料を調べる日々が続きました。
資料に一喜一憂したり、ダウン症のお子さんをもった親御さんのブログを見ては安心をもらったり、でもうちの子はそうであってはほしくないと不安になったり…
とにかく自分的にものすごいノイローゼ気味だったので、(いや、既にノイローゼだったかも)
“調べる”
という行為が、唯一の精神安定剤になっていました。
ダウン症について色々調べているうちに、「我が子はダウン症なんじゃないだろうか」という情報がいっぱいでした。
ダウン症の子供に該当する代表的な特徴は以下のものです。
・扁平後頭骨(頭の形がいびつ)
・平坦な顔立ち
・切れ上がった目
・乳児期からはっきりした二重
・鼻根部が低いが無い顔だち
・耳たぶの変形
・指が少し短い
・猿線(ますかけという一直線シワの手相)
・小指の骨が一つ足りない
・首の周辺が腫れぼったく首が短い
・親指と人さし指のあいだが少し開き気味
・筋肉の緊張が弱い
・触った感じ、皮膚がフニフニしている
・外反扁平足
・心臓の疾患
・おとなしくあまり泣かない
このうち、うちの優ちゃんが該当してそうだと思われたものは、
・切れ上がった目
・乳児期からはっきりした二重
・鼻根部が低いが無い顔だち
・耳たぶの変形
・首の周辺が腫れぼったく首が短い
・筋肉の緊張が弱い
・おとなしくあまり泣かない
以上が、「言われてみるとそうかも…」と思われる特徴でした。
そういえば病院から退院するときに、周りの赤ちゃんはうるさいくらいよく泣いていましたが、優ちゃんはおとなしくて全然静かだったなぁ…。
なんかこの時、生まれたての優ちゃんを見て、二重で喜んでいたことや鼻根部が低いが無い顔だちを見てもそれを普通だと思っていた自分が、愚かに思えました…。
検査結果が出るまでの1ヶ月間うちの妻は実家に帰っていたのですが、家から車で10分くらいのところなので、ほぼ毎日優ちゃんに会いに行っていました。
普通なら「可愛い我が子に会いに行く」という気持ちで会いに行くと思うのですが、自分の場合は
「優ちゃんはダウン症ではないのか?
これはダウン症の特徴じゃないのか?」
と、可愛いと思う気持ちはあるものの、どこか変に観察したり、粗探しをしたり、常に心配する目で優ちゃんを見ていました。
そんな時、何も知らない妻のお母さんに、
この子は本当に可愛い。
この子の二重はステキねー。
首が太くてしっかりしていていいわねー。
おとなしくて本当に良い子ねー。
とダウン症に該当されるであろう部分を誉められる度に、憂鬱になりました…。
でもそれは仕方ありません。
お母さんはダウン症であるなんて微塵も思っていなかったですから…。
妻も自分と同じように思っていたようで、四六時中すぐ傍でそのような状況だった妻は相当辛かったはずです…。
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